車窓から

春麗らかな日曜日。気分転換に電車旅をしてきました。品川から京浜急行に乗って、終点の三崎口まで。「これといって何の用事もないけれど・・」と内田百閒のように。
座席が進行方向に並ぶ2100系電車の運転席のすぐ後ろに陣取り、車載カメラのような車窓を満喫です。横浜、金沢文庫をすぎるとだんだん長閑な風景にかわってきます。あちこちにまだじゅうぶんに花を残した桜が散見され、ちょっとした花見も兼ねられました。終点が近くなると海鳥が飛ぶのが見え、停車駅ごとに潮の香が入りこんできます。終点三崎口では多くの自衛官が降りていきます。休日を終え隊に戻るのか、セーラー服姿の海士さんや、黒のダブルスーツのWAVE(海上婦人自衛官)の一団、それに陸自の基地もあるのか第1種常装(グリーン)を着込んだ一団も見かけました。三崎は漁港のイメージが強いのですが、基地の町でもあるようです。駅前には何も無く、歩いて海まで行ってみようと考えたのですが、陽も傾きだしたので、高台から眺めることに。湿った潮風とそこここに咲き乱れる花々のかおりに包まれて暫し岬の春を愉しみました。
かえりの車中は終点まで読書三昧。おかげさまで充実した休日になりました。

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