憧れの黄昏急行-後編

憧れの黄昏急行-後編振動で目を覚まし、外を見るとそこは新潟の新津。反対のホームには昨夜新宿を発ったムーンライトえちごが止まっています。時刻は午前4時半。真夏の朝ははやいので、私もベッドをソファーに戻して2日目の車窓を愉しむことに。今日の下車地の京都には昼過ぎの到着予定。まだ8時間近くも愉しめると思うと朝からウキウキします!憧れの黄昏急行-後編憧れの黄昏急行-後編憧れの黄昏急行-後編走り出した列車の窓からは北海道のものとは違う景色が流れていきます。富山の辺りでは穏やかな夏の日本海が目の前に広がり朝日をきらきらと乱反射させています。下りトワイライト・エクスプレスはその名の通り、日本海に沈む夕陽を全行程のハイライトにし、そこから命名されています。
朝食は食堂車のダイナープレヤデスで和定食をチョイス。30年前なら特急列車に食堂車があるのは当たり前でしたが、いまでは極稀少です。そんな懐かしの車輌で、笑顔のキャビンアテンダントの女性に給仕してもらい美味しさもひとしおです。部屋に戻り食後のコーヒーで締めくくります。
左手に白山を見て、古都金沢を通り、北陸の玄関口福井を走破していきます。敦賀で、青森から夜通し牽引してきた機関車を交替させます。ここでホームに降りて写真を数枚。CAさんや車掌さんともパチリッ。
琵琶湖が見えてくると、今回の旅もそろそろ終わりに近づきます。去りがたい気持ちを何とか抑えて午後の京都に降り立ち、大阪へ向けて滑り出す濃緑の編成を見送りました。
親鸞聖人の東本願寺で手を合わせ、街をぶらぶらして、京都伊勢丹で昼食を摂りました。あこがれの料理屋の和久伝さんでランチを。薄味の、しかししっかりした味付けの京料理はランチといえども素晴らしく、この一事だけとっても京都で降りたのは正解でした。
あっという間の連休でしたが、私には濃密な時間でした。

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