大仏殿にて

今日10月2日は、伊勢神宮内宮の遷宮ですね。

20年ぶりの遷宮は粛々と行われることでしょう。

その前日の1日には、奈良の東大寺大仏殿でこれも記念すべきイベントが行われました。

外交樹立40周年を記念して、先々週から来日しているベトナム国立交響楽団(VNSO)が演奏会をおこなったのです。

いまから約1300年前ベトナムの僧侶が来日して、大仏の開眼式のときに楽器を演奏したことが、記録に残る日越外交の最初とされているため、今回の演奏会につながったのだとか。

演奏会はお坊さんたちの読経からはじまりました。

続いてオーケストラによる演奏。

最初の曲はベトナムの曲の「入寺」。

ベトナム語での「南無阿弥陀仏」(のように聞こえました)が曲のなかで唱えられ、まさに大仏殿のなかでの演奏会に相応しいものでした。

芥川也寸志さん作曲の「蜘蛛の糸」では、ベトナム人女優のレ・カインさんの語りが曲のなかに入ります。

ベトナム語は理解しませんが、聴いているうちに、子供の頃寝るときに聞かされたカンダタの物語が甦ってきました。

今回の日本ツアーのクライマックスはベートーヴェン7番。

2日前に聴きに行った一橋大学の兼松講堂では5番でしたので、最後が7番というのは嬉しい限りです。

それにしてもVNSOはなんて優しい音色を紡ぎだすのでしょう。

まるで大仏様の掌に包まれているような心地よさです。

きっと大仏様も気持ちよく聴かれていることでしょうね。

7番が盛大なフィナーレを迎えた後は、アンコールで「会津磐梯山」が演奏されます。

演奏者たちが日本語で「小原庄助さん なぜ身上つぶした ♫」と歌うのには驚きますね。

会津磐梯山は云わずと知れた会津地方の名山です。

本名先生の地元郡山にも近く、それを演奏することは先生にとって特別なことなのでしょうね。

五代目にとって嬉しかったのは冒頭で両国の国歌を演奏してくれたことで、1300年近くこの国を見つめてきた大仏様の前で君が代を歌えたことは最大の喜びでした。

演奏後はホテル日航奈良の大広間でパーティーです。

五代目家族も呼んでいただいて、ステキな宴に参加させてもらいました。

本名先生、楽団のみなさん、たいへんご苦労様でした。

日越両国にとって素晴らしい記念行事になったことでしょう。

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