遺作

先日、お世話になっているまぐろ問屋「稲良商店」大番頭の唐木さんが亡くなりました。

唐木さんはいまの稲良商店さんではいちばんの古株ですが、四代目が若い頃に小僧さんとして稲良さんで働きだしたそうです。

その唐木さんの生前のご趣味は彫り物。

といっても彫刻ではなく字を彫ること。

その腕前は本職といえるほどのもので、八幡鮨は創業以来一貫して上物の生まぐろしか使わないお店なので、それならひとつ作品を作りましょうということで作ってもらいました。

それがカウンター内、四代目の後ろに掲げてある「高級生鮪仕様店」の手彫りの看板です。

これには季節ごとの鮪の大まかな産地が書かれていて、カウンターに座ったお客様の目を楽しませてくれています。

いまでは遺作となってしまいましたが、作品はこれからも八幡鮨の中でずっと生き続けます。

唐木さんに感謝すると同時に、ご冥福をお祈り申し上げます。

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