念願のフィンガルの洞窟

会いたい人に何十年と恋焦がれて、漸く出会えたような感動。

そんな感動を味わってきました。

それは人でなく音楽。

中学の頃に買った、オットー・クレンペラー指揮メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」。

そのB面に納められた「フィンガルの洞窟」(The Hebrides)は、聴くうちにだんだんと好きになり、毎年夏至の晩に「真夏」を聴くときに一緒に聴き込んで
きたものです。

ですから今日は感動もひとしおでした。

演奏会では土屋邦雄さん指揮、フィルハーモニア・アンサンブル東京さん演奏のコンサートで、オープニング曲として演奏されたフィンガル。

土屋先生のダイナミックな指揮と、楽団の滑らかであり力強い演奏は、荒々しい波が打ち寄せる洞窟を私の目の前に浮かび上がらせます。

終わったあと一人最後まで拍手をしてしまったほどです。

本当に本当に幸せな音楽会、幸せな時間でした。

素晴らしい贈り物をありがとうございました。

コメント

  1. 北海道 西田 孝 より:

    ご無沙汰しています。お変わりありませんか。職人さんが入られたそうですね。少しはゆっくり出来ますか?ところで、四代目と四代目の奥さまは、店に出ておられるのでしょうか?そのうちに、お元気な様子を見に行きたいなと思っています。

    • yasui より:

      西田さん!お久しぶりでございます。おかげさまで両親ともに元気で働いております。息子も札幌のすし善さんから帰ってきて、今は4、5、6代で一緒に働いております。息子の友人が職人として一緒にやっていて、平均年齢がぐっと下がりました。西田さんもお変わりありませんか。奥様、美州さんもお元気ですか。どうぞよろしくお伝えくださいませ。またお目にかかれる日をたのしみにしております。

タイトルとURLをコピーしました