アンヂェラスまでも!

五代目が子どもの頃のケーキといえばバタークリームを使ったものが多く、生クリームのケーキはそれよりも高価でなかなか口に入らなかった記憶があります。

しかし今ではバタークリムのケーキなど珍しく、それがかえって新鮮に映ったりします。

そのレベルもとても高く、例えばエシレのバターケーキ「ミゼラブル」などは昔のバタークリームとは別物のような味わいです。

レベルが高いといえば、浅草の名店「アンヂェラス」さんのケーキも伝統的なケーキとしてのレベルはかなり高めです。

そのアンヂェラスさんが、この3月で閉店となるそうです。

アンヂェラスさんまでが辞めてしまうなんて悲しすぎますね。

浅草寺や浅草神社に参拝するとき、あるいは駒形どぜうさんでの食後には決まってここでお茶をしたものです。

その時にいただくのは、昔懐かしいモカ・ケーキかサバリン、それに名物のミニチョコロール「アンヂェラス」とダッチコーヒー。

この組み合わせは、五代目をとても幸せにしてくれるのです。

閉店のお知らせを聞いて、いても立ってもいられなくなり、先週の日曜日に最後の思い出にと浅草に足を伸ばして寄ってみました。

朝一番の開店前にもかかわらず、お店の前には長蛇の列。

みなさんも名残惜しいのですね。

喫茶でのお茶は諦めて、テイクアウトでケーキを持ち帰ることにしました。

モンブランにサバリン、バナナボート。

でも肝心のアンヂェラスは数量制限のため、少ししか売ってもらえません。

もうこの先食べることができなくなりますから、店に帰ってみんなに食べてもらいたかったのですが仕方ありませんね。

そういうわけで一人で食べてしまいました!

この味をいつまでも忘れないでおこう。

今まで美味しい味をありがとう。

忘年会のご予約承っております(もちろん新年会も!)

いつの間にやら外出にコートが欠かせない季節になりましたね。

師走が間近になってきたこの頃、そろそろ忘年会の話題も出てきているのではないでしょうか。

八幡鮨でも例年通り、忘年会のご予約を承っております。

お寿司の入ったコースで、ちょっと贅沢な宴などいかがですか。

お一人様6000円(お飲物別)です。

ご連絡お待ち申し上げておりますね。

※コースの一例
⚪︎前菜三点盛り
⚪︎お造りいろいろ
⚪︎鰤の幽庵焼き
⚪︎上にぎり寿司
⚪︎お椀

新米です

シャリは寿司の命。

どんなに美味しい魚を使っても、土台となるシャリが美味しくなければ魚もまったく活きません。

茨城は古河の女将の実家で、今年も美味しいお米が穫れました。

八幡鮨専用の田んぼで、特別に育ててくれたコシヒカリです。

普通は用水路から田んぼに水を引いて栽培しますが、専用田んぼにはその田んぼ用に井戸を掘り、その綺麗な水でお米を育ててくれます。

栽培効率はあまり良くないのですが、無農薬栽培ですから安心してお召し上がりいただけます。

ご存知のように新米は水分が若干多いので、炊くときに水加減には注意を要します。

甘みがあってふっくら美味しい新米の握り寿司をお楽しみくださいね。

※写真の升は百年近く使い続けている一升マスで、角は丸くすり減ってしまっていますが、未だにきちんと計れるんです。

夏のカクテル

夏限定のカクテルを始めました。

ジン(ボンベイサファイア)をベースに、ブルーキュラソーとレモンソーダで味を調えてます。

暑い夏に爽やかな一杯をどうぞ。

ハシリ

秋の味覚の松茸も、中国産ではありますが先月から出始め、8月頃かと思っていた新子も少し前から出回りだしました。

八幡鮨も少々遅ればせながら入荷しました。

遅ればせながらといってもまだまだ小さく、今日は5枚付けで握ります。

味もとても繊細ですが、それがまたなおのこと出始めの「ハシリ」を感じさせてくれます。

初夏の新子、お楽しみください。

新物さくらんぼ

ご覧ください。

美味しそうなさくらんぼでしょう。

新物の山形産のさくらんぼです。

それもお漬物なんですよ。

毎年この時期に築地の漬物屋、十一屋さんから仕入れます。

さくらんぼの甘さと、漬物の爽やかさをお楽しみくださいね。

旅ゆけば味わい深し

リンボウ先生こと、林望先生の新著「旅ゆけば味わい深し」を読んでいます。

旅で出会った美味が、情景とともに立体的に頭に浮かんでくる、そんなエッセイ。

読んでいると自然と肩の凝りがとれてくるのが不思議です。

寝る前に毎晩小旅行できるなんて幸せですね。

しらうおの握り

写真は北海道は厚岸産のしらうおです。

たしか春の季語にもなっていますね。

隅田川がきれいだった頃は、春の風物詩の一つにしらうお漁があったそうです。

獲れたてのしらうおを薄味にサッと煮て、それをきれいに並べて握るのが江戸流。

いまは流通がとても良いですから、基本的に生のまま握ることが多いのですが、おまかせ握りなどでは上記のように握ることもよくあります。

生で食すと、しらうお特有の苦味を感じることができます。

ですから生の場合は生姜醤油が合うのですね。

サッと煮ると、こんどは甘みが際立ちますから、極々少しだけお醤油をつけて召し上がっていただきます。

しっかりした味付けの食べ物が世の中に溢れている昨今、このような滋味を愉しむ食べ物は少ないと思います。

ぜひ、ひと手間かけた江戸の味をお楽しみくださいね。