二日目は早めに朝食を済ませ、チェックアウトのまえに、バスで金閣寺にいきました。昨日の雲天とうって変わって見事な五月晴れです。
初夏の明るい太陽と眩しいばかりの新緑に映える金閣寺は、どんな写真よりも見事です。多くの外国からの観光客も皆、見とれています。日本人として誇らしいかぎりです。
ホテルに戻り、昼食はプリンスさんで摂ることに。和食党の子供のために京会席ランチをいただきます。
前菜は五月らしく、粽やじゅん菜です。向附には京の夏の定番、鱧の落としです。うまい!
焼肴は若鮎の塩焼き。それを木の芽酢で・・・美味しさのあまり、あっという間に平らげてしまうものですから板前さんもお姐さんも驚いたことでしょう。
そろそろ京都に別れを告げ、四条河原町から阪急電車にのり、大阪に移動します。
ミナミで法善寺横町をぶらぶらしたり、たこ焼きを買い食いしたりしてから、名物、くいだおれに入ります。
今年の7月でその長い歴史に幕を閉じるとのこと。それならばと、思い出に食べてみることに。
くいだおれセットなる、ステーキとエビフライ、ハンバーグがワンプレートに載った豪華版をオーダーします。味は大衆ながら、確かにみんなから愛される味でもありますね。
太鼓をたたくお人形さん。長い間ごくろうさま。大阪名物がひとつなくなると思うと少しばかりさびしいですね。
そんなセンチな気持ちで戎橋から、暮れなずむ道頓堀をながめれば、どことなく懐かしい光景に、しばし喧騒も忘れてしまうようです。
さあ、暗くなるまえに東京にかえりましょう。いやいや、上方から東京に下るのかな・・・
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