今年も早稲田祭の季節がやってきました。
あいかわらず多くの人で賑わっているようです。しかし失礼ながら、五代目は屋台の複合体にはあまり興味はありません。今日のお目当ては、大隈講堂でのグリークラブの合唱と早稲田大学交響楽団のコンサート。
会場の大隈講堂はあまり広いとはいえませんが、それだけ演奏者との距離が近く、迫力のあるコンサートを堪能できました。
合唱団の歌声は清らかで、聴けば聴くほど心が洗われます。
交響楽団では、五代目の好きなラヴェルのボレロもあり、こちらもつい引き込まれてしまいました。
太鼓の、ごく小さい音からはじまり、徐々に楽器が目覚めるように加わっていく様は、曲自体が躍動する生き物のよう。全ての音が一つに昇華するように迎えるエンディングは圧巻です。
そして最後には混声合唱団やグリークラブなど、すべての合唱団とオケが一堂に会しての演奏です。
紺碧の空、早稲田の栄光、早稲田大学校歌。これは素晴らしかった!
ちょうど秋期六大学野球で早稲田が優勝したので、その勝利を祝す意味でも〆として最高でした。
大隈講堂を出ると、あたりはもう真っ暗。それでも野外イベントなどで、まだまだ盛り上がっていました。
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