早稲田大学社会科学部の有馬哲夫先生に、新著「昭和史を動かしたアメリカ情報機関」を戴きました。
五代目のたいへん好きな分野です。
作品では、アメリカの情報機関の変遷を交えながら、終戦工作を含む、対日諜報活動が、新資料などを元に詳しく描かれています。
○暗号解読をめぐる日米開戦の謎
○知日派の天皇制存置工作
○日米双方の終戦工作
○日本をポツダム宣言に導いた心理戦
など、とても興味深い内容となっています。
アレン・ダレスやグルー大使など、日本でもおなじみの人物が大勢登場します。
とくにダレスはCIA以前の活動が書かれていて、面白いですね。
終戦工作や諜報戦に興味のある方は、ぜひお読みになってください!オススメです!
※有馬哲夫著「昭和史を動かしたアメリカ情報機関」(平凡社新書刊)税別760円
コメント