お寿司のしゃりを炊く時は、基本的に2升炊き。
夜、残ってしまうと、チャーハンにしたり(ちょっとすっぱいです)、お湯でしゃりを洗って、酢を落とし、お茶漬けにしたりします。
しゃりを炊くのも、お客さんの入りを予想したり、計算したりして炊きますから、極端にたくさん残ることはありませんが・・・
昭和の初め頃の、大恐慌のときは、相当に景気が厳しかったようです。
その頃は、しゃりが残ると、おじやにして毎日のように食べていたそうです。
おじやといっても、今のように具をたくさん入れるのではなく、ほんとうにシンプルなおじやですね。
その上、家族も多く、小僧さんも何人もいたので、まかないだけでも大変だったといいます。
これは三代目がまだ若い頃の話ですけど。
こんど、しゃりが残ったら、そんなおじやを作ってみようかしら・・・昔に想いをはせながら・・・
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