冬の大間がおわり、いまは専ら長崎は壱岐の本鮪です。
鮪はいつも品薄状態なので、良いものをキープするのはたいへんです。
八幡鮨が、70年近くも取引している築地の鮪問屋「稲良商店(いなりょうしょうてん)」さんは築地で1,2の上物屋さん。
本来なら銀座の高級店に卸すような上物をまわしてくれます。
大番頭の唐木さんはこの道何十年の目利き。信頼できる人です。
この人のおかげで八幡鮨はいつも美味しい鮪を提供できるのです。
感謝!
ちなみに、八幡鮨は鮪は常時2種類おいています。
本鮪とばちまぐろ。
もちろんどちらも近海の生です。冷凍ものは一切使いませんからね。
最近のばちは、塩釜や気仙沼など、三陸産が多い傾向にあります。
ときには、千葉の銚子や宮崎の油津なんかもありますが。
この時期のばちも美味しいんです。
赤身はすこぶる鮮やかですし、とろも密度が濃くて甘いです。
八幡鮨では、そんなばちまぐろをランチに使っています。
ちょっと贅沢ですね。
時季や産地によって一年中楽しめる鮪。
どうぞ味わってください。
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