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台湾のお客さんがいらっしゃいました。

日本語ぺらぺらの、84歳の元気なおじいさんです。

このおじいさん、終戦まで早稲田に住んでいて、学校は府立六中(現在の新宿高校)に通っていたそうです。

当時のナンバリング中学(一中や四中などの番号を冠した学校)は名門ですから、このおじいさんはエリートだったんですね。

日本にはよく来ているそうですが、青春時代を過ごした早稲田の地を訪れるのは、実に70年ぶりだそう。

街は当時とだいぶ変わりましたが、早稲田の空気を吸えたことに感慨深げのようでした。

終戦後に台湾に戻ったそうですが、日本で教育を受けたことをとても誇りになさり、日本に感謝しているとおっしゃっていました。

涙が出るほど嬉しい言葉です!

台湾は概して親日的です。

台湾のように、日本とおなじ価値観を持ち、日本を理解してくれる国とは良い関係を続けたいですね。

しかし、それにひきかえ、あるテレビ番組の司会者の言動には呆れてしまいます。

「経済で疲弊しているロシアを助けるために、お金を払って北方領土を買おう」と言ったとか。

よくもまあ、こんなに破廉恥なことが言えたものですね。

情けないです。主権意識というものが欠落してます。

同じ言うなら、逆に、千島も樺太も日本だ、ぐらい主張してほしいものです!!

テレビはたいへん影響力のあるメディアです。

もっともっとクオリティの高い内容にしてもらいたいものです。

こんなことを件の台湾のおじいさんが聞いたら、笑われてしまいますね。

もっともロシアも、違った意味で高笑いでしょうが・・・

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