今、ベルリオーズの幻想交響曲を聴きながらブログしてます。
先日の日曜日に、コバケンこと小林研一郎さん指揮のコンサートにいってきました。
サントリーホールで行われた、日本フィル演奏、ベルリオーズの幻想交響曲です。
炎のコバケンと称されるように、コバケンさんの指揮は情熱的。
そして彼はたいへんなエンターテイナーです。
次に演奏する曲をオケに抜粋して演奏させ、コバケンさん自ら解説してくれます。
知っている曲でも、指揮者みずからが解説し、ポイントを教えてくれると、聴衆はその曲に、思い入れを持って、聴くことができます。
演奏が始まってからのコバケンさんはもっとすごい!
みずからがその曲になりきってしまうとでも言いましょうか、全身全霊で指揮しています。
激しい動きと、コバケンさんの口から自然とほとばしる
「オ〜〜〜〜〜ッ」といううめくような声。
圧倒されます。
楽団の方々も熱く、しかし伸びやかに演奏しているように見受けられます。
全体が壮大な感じでした。
エンディングに続く「ブラーボ」と大拍手に応えるように、アンコールを演奏してくれました。
アンコール、なんだと思います?
なんと、幻想交響曲の第5楽章(最後の楽章)の最後の40秒ですよ!
つまりいちばんのクライマックスです。
嬉しいアンコールです。
最高です。
コバケンさんが一気に好きになってしまいました。
楽しいコンサートでした。
帰りに、サントリーホールの入り口に変わった桜を見つけました。
花弁が薄緑なんです。
名前をサトザクラというんだそうです。
春です・・・
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