東京の夏至はあいにくの雨。
お日さまを見ることが出来ませんでした。
しかし、夏至は夏至。ずっと明るいのはうれしいことです。
ヨーロッパでは夏至の夜にはいろんな不思議なことが起こるといいます。
そんな事象におもいを巡らせながら、今夜はメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を聴きました。
高校以来毎年続けていることで、この日はひとり静かに盛り上がっています。
「真夏・・」といえば、先週の土曜日にN響に準メルクルさん指揮のそれを聴きに行ってきました。
この演奏は、もう最高!の一語に尽きました。
大好きな第1楽章に続いて、東京音大の合唱と半田美和子さん(ソプラノ)や加納悦子さん(メゾ・ソプラノ)の美しい歌声もブラボーでした。
そしてなにより嬉しかったのが、劇音楽風に曲の進行に合わせて、中井貴江さんによる独特の節回しの語りが入ったこと。
役者はいなくとも、あたかもそこで劇が繰り広げられているような、素晴らしい仕上がりでした。
ちなみに、きょう聴いたCDはオットー・クレンペラー指揮のもの。
これは高校生のときに買ったレコードのCD盤です。
考えてみれば、高校からだから、20年以上毎年聴いているのですね・・・
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