冬の光り物といえば小肌。
夏に美味しいそれは、あじ(鯵)です。
これからの時季、真鯵も関鯵も縞鯵もみんな脂が乗って美味しくなります。
八幡鮨で特にオススメなのが〆鯵。
しっかり酢〆した鯵を2〜3日置き、皮付きのまま握ります(〆が若いときは皮をむきますが)。
酢でしめることによって、鯵の甘みが強調されるのでしょうか、噛みしめるほどに美味しさが口中に広がります。
ところで、近頃の鮨屋は鯵も小肌も一年中おいていますが、四代目によりますと、昔は夏場に小肌を出すような鮨屋は、同業者からもお客さんからも「だもの屋」といわれて馬鹿にされたそうです。
流通の形態の違いもあるでしょうが、今よりも昔のほうが季節へのこだわりがあったようにおもわれます・・・粋ですね。
そんなわけで、八幡鮨の〆鯵をぜひ食べてみてくださいね。
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美味しそう