東京湾クルーズにいってきました。
小雨降る生憎の空模様でしたが、快適なクルーズでした。
といっても、今回のクルーズは客船ではなく、灰色の特殊な船。
ゴエーカンいや護衛艦と呼ばれる船です。艦名は「しらゆき」。
晴海埠頭に着くとグレーの船体が停泊しています。
乗船手続きを済ませ早速艦内に。
まずは士官食堂でコーヒーをご馳走になります。
白衣を纏ったクルーの方が運んでくれたコーヒーのカップには錨のマークが描かれています。
池内艦長にご挨拶してから、さっそく艦内散策にでかけます。
水密戸で細かく仕切られた通路や部屋は、華やかさとは対局の質実剛健な雰囲気です。
甲板にでると、いつの間にか出港して羽田空港のそばを走っていました。
ロールスロイス製のジェットエンジンが船をぐいぐい進ませています。
15ノットは出ているでしょうか、かなり速く感じます。
ブリッジに上がってみると、まっ白な制服を着た艦長や士官、クルーの方々が忙しそうに操船しています。
双眼鏡で遠くを見る人、舵輪をまわす人、海図を描く人・・・多くのひとが分担作業で動いています。
「よーそろぉ」とか「とぉりかぁじ(取り舵)」とか、いろんな専門用語が聞こえてきてワクワクします。
はっきり言ってかっこいいです!
・・・東京湾アクアラインの通気塔、通称風の塔が見えてくると航路の半分は終了。
Uターンして元来た道?をもどります。
2時間ほどの、あっという間のクルーズでしたが、ふだんの生活ではぜったい体験できないことをさせていただきました。
ありがとうございました。
コメント