バイトの女の子がニューヨークのお土産にと、もってきてくれました。
アメリカの家庭で手作りするようなケーキです。
シナモンを効かせて焼き上げた生地は、しっとり且つどっしりして美味しい!
仕事のあと、アイスコーヒーで愉しみました。
なつかしい味です。
・・・五代目が学生の頃、夏休みに東部のペンシルバニアに行かせてもらったことがあります。
ランカスター群という片田舎で、一面にとうもろこし畑が広がる長閑なところです(ハリソン・フォード主演の「目撃者」の舞台となった町)。
ドイツ系の人々が暮らす古い町は、別名ダッチ・カントリーと呼ばれています(このダッチとは「ドイッチュ」が訛ったものものです)。
説明が長くなりましたが、今回のケーキが、そのステイ先でご馳走になった手作りのケーキに似ていて、そのときの想い出がよみがえってきました。
ランカスターのケーキは「シュー・フライ・パイ」と言います。
そのおいしさと甘さに群がる蝿(フライ)をシュシュッ!(シッシッ!)と追い払うところから付いた名前だそうです。
お昼ごはんのあとで、そこのお母さん手作りのシュー・フライ・パイを戴きます。
かなり甘い味付けですが、いっしょに飲んだハーブティーがよく冷えて爽やかだったので、そのハーモニーに感激したのを覚えています。
風が吹き抜けると、さざなみのようにコーンフィールドが揺れる様をもう一度見てみたい。
みんな元気かなあ・・・
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