丸の内に完成したブリックスクエアまで散歩してきました。
九段下から神保町を通り、大手町から丸の内へ。
いつもならお堀端から行くのですが、たまにはルートを代えた方が新鮮味があっていいものです。
丸ビルや新丸ビルを通り越して、東京フォーラムの手前にブリックスクエアはありました。
明治期の馬場先通りには赤煉瓦のオフィスビルが立ち並び、一丁倫敦と呼ばれたそうです。
現代の一丁倫敦はこじんまりとしていますが、とてもお洒落で、多くの人々でにぎわっています。
そして、往時を偲ばせる建物が三菱一号館。
明治27年に建てられた三菱一号館を復元した煉瓦造りの建物は、堂々とした風格と暖かさを併せもっています。
建物のなかは重厚感があり、たくさんの展示物とあわせて、見学するのは楽しいものです。
東京駅の赤煉瓦の復元が完了すれば、丸の内はまさにブリックスクエアになりますね。
しかし、こういった歴史的な建造物の復元は、欧米の都市に比べて日本はかなり少ないように思われます。
復元にはお金もかかるでしょうし、土地はない、それに雑然としたビル群のなかでは街並に溶け込ませるのはどだい無理なことかもしれませんが、街の景観にもう少し整合性があっても良いのでは・・・
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