このブログでは、ランチの紹介をほとんどしていませんでしたが、たまには書いてみましょう。
八幡鮨のランチでもっとも人気があるのは「特製ばらちらし」。
本場関西では、ばらちらしとは言わず「ばらずし」というのではないでしょうか。
八幡鮨では、そんな関西のばらずしに敬意をはらって、あえて「ばらちらし」、それも「特製」をつけてよんでいます。
ではなぜ特製か。
それは、江戸前鮨の特徴をいかして、生の魚を多様するからです。
煮物の関西に対して、生の江戸前。
特製の山葵醤油にからめたネタを、これまた特製のシャリの上にちらし、青菜やお漬け物やガリをのせ、錦糸玉子も散らして完成。
乗っている魚は、夜「お好み」で握るネタと同じです。
まぐろはもちろん近海で獲れた生のまぐろです。
冷凍物や養殖ものなどは一切使わないので、それだけでも超、超お得です。
例えば、春先なら紀州勝浦や三陸塩釜などの「ばちまぐろ」、長崎壱岐辺りの「ほんまぐろ」、冬には大間産も登場します。
それも、子まぐろなんかではなく、けっこう大きな物ですから、味がしっかりしています。
シャリも特製と書きましたね。
お客様に、少しでもお野菜を摂っていただこうと、人参や蓮根や椎茸や筍、蒟蒻などなどを細かく刻み、大鍋で煮込みます。
それらを、炒り胡麻と一緒にシャリに混ぜているのです。
どうです?
かなりのものでしょう?
最近では、どこの寿司屋もばらちらし。
うちはかなり前からやってます。
そもそも、まかないで食べていたものをグレードアップさせて出来上がったのが「特製ばらちらし」です。
手間ひまかけた「特製ばらちらし」、ランチタイムにはぜひ食べてみてくださいね。
※昼の営業12:00から13:30。
※特製ばらちらし@1000円(大盛り1300円)
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