先生のお嘆き

「最近の若いものは・・・」

昔から言われる年配者の決まり文句ですね。

ある大学の先生も、最近の学生のひどさにつくづくお嘆きです。

学生が先生と話すとき、自分のことを「俺」と呼ぶものが多いそうです。

先日、それがあまりに目についたのでお叱りになられたそうです。

目上の人を敬う気持ちに欠けた者が目立って増えているとのこと。

礼儀も然り。学生に何かごちそうしても「ごちそうさま」もろくに言わないものがいるそう。

最近大学で、学生たちに礼儀や道徳を教育しようとする動きもあるそうです。

ですが、そもそも大学とは純粋に学問を追究する場であるべきところのはずではありませんか。

なにをか云わんや。

そんなものは子供の頃からの家庭教育などで、とうの昔に身に付いているべきもの。

はたち過ぎの、いい大人に道徳教育など、情けなくて悲しくて涙が出てきますね。

もちろん、中にはすばらしい青年たちも大勢いることも事実です。

しかし、その比率がかなり変化しているのも事実のようです。

時代が変わろうと、普遍的であるべきものはあるはず。

そういったものを自然に身につけていける世の中(家庭環境であり、社会環境であり、そんな世の中)であってほしいですね。

先生のお嘆き、よくわかりますよ。

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