ハイネの詩にシューマンが曲をつけた「美しき五月に」。
高校の音楽の授業で習って、そのときはあまり興味もなかったのですが、今頃になって毎年5月が近ずくと口ずさんでしまいます。
初夏というにはまだ少し早い、でも木々たちが一斉に芽吹きだす、そんな頃をいつもイメージしながら・・・
歌詞はうろ覚えだったのですが、今はネットがあるから楽ですね。
「獨協大学ドイツ語学科ブログ」でみつけました。
Im wunderschonen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.
美しい五月に
蕾がみな花開いたとき
私の心に
愛がめばえた。
Im wunderschonen Monat Mai,
Als alle Vogel sangen,
Da hab ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen.
美しい五月に
鳥がみなうたったとき
わたしは彼女に打ち明けた
私の憧れと望みを。
なんてきれいな詩でしょう。
春の陽射しの中、緑の野に花が咲き蝶々が飛び回り、小川には魚が泳いでいる、そんな情景が目に浮かんできます。
生の息吹は素晴らしい!
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