教育学部の福田育弘先生のご紹介で、六本木のフレンチレストラン「ル・ブルギニオン」さんでお食事をしてきました。
六本木ヒルズからほど近い、瀟洒な外観のお店です。
福田先生おすすめの5500円のコースを中心に、岩ガキやブーダン・ノワールをアラカルトでオーダーしました。
まずは、アミューズからスタート。
本日のアミューズは豚バラ肉とチーズのシュー。
焼きたての一口サイズのアミューズにいきなり目が覚めました!
次はアラカルトの岩ガキです。
宮崎産の新鮮な岩ガキを海水仕立てのジュレでいただきます。
カキの下には特製のクリームが敷いてあり、海水・カキ・クリームが高いレベルで融合されます。
前菜にはトリップ(牛のモツ)をチョイスしました。
牛の大腿骨にモツとエスカルゴが詰められていて、見た目ちょっと衝撃的です。
味は濃厚(塩分が強いという意味ではなくガツンとくる味)で、今度は胃が覚醒しました。
五代目はトリッパや脳みそなどの料理はけっこう好きです。
魚料理はフィックスで、ヒラメのポワレ。
静岡産の新鮮温野菜がたっぷりと添えられていて、ヴォリュームがあります。
ソースにはトマトとバジルが使われていて、全体を優しく仕上げています。
ヒラメの焼き加減と野菜の火の通り加減がこれまた申し分ない感じです。
メインはリードボーを選択しました。
リードボーは子牛の胸腺で、成牛になると消えてしまう希少な臓器です。
食感はどことなくツルリとしていて、たのしいお料理です。
ブーダン・ノワール!
これは絶品です。
豚の血で作ったソーセージですが、ブルギニオンさんのそれはテリーヌの型で作ってあり、普通ならあるはずの皮がありません。
柔らかくて香り高く、一切れと言わずテリーヌの型を1ホール食べてみたい。
ほかに、前菜の鮎のリゾットもかなりいい味でした。
デザートの前にチーズの盛り合わせもいただきます。
ウオッシュタイプの青カビチーズを炭酸水で。
口中にチーズの芳醇な香りがひろがり、しんがりを務めるのに相応しいですね。
そして、最後のデザートは赤パプリカのプリン。
赤いプリンなんて違和感ありますね。
それもパプリカの風味なんて。
ところが、焦がしたような甘苦いカラメルとよく合うんです。
ラミティエさんで、たまにフォワグラのプリン食べますが、どことなくそれに近いようですね。
食後のエスプレッソで締めて、席を立ちました。
ごちそうさまでした。
玄関でシェフと一緒に写真を撮ってもらい、素晴らしい夜の余韻を愉しみながら六本木駅まで歩きました。
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