CIAと戦後日本

早稲田大学社会科学部の有馬哲夫先生に新著をいただきました。

五代目の好きなテーマです。

副題として「保守合同・北方領土・再軍備」となっています。

これらは戦後から現在まで続く重要なテーマですね。

重光葵や野村吉三郎、緒方竹虎などがどのように行動したか、あるいはアメリカ側のジャパンロビーの動きなどが描かれています。

前回出版された「アレン・ダレス」や「日本テレビとCIA」などとも関係してくる事柄が多く、たいへん興味深いものでした。

あとがきにすばらしい言葉が述べられていました。

「・・・歴史はただ過去を知るためにあるのではない。歴史認識をもって現在を生き、さらに未来にそれを活かすためにある。 しかし、歴史の表面的事実の羅列だけを眺めて、それらが生まれる過程を見ることがなければ、得られる教訓は限られたものになるだろう。未来に活きる教訓は、この過程を詳細に知ることから生まれる。」CIAと戦後日本

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