日曜日に富士山の麓、自衛隊東富士演習場に演習を観に行ってきました。
毎年行われる陸上自衛隊のイベントの最高峰で、一般の応募では200倍の倍率とも言われているそうです。
今回はある自衛隊の幹部の方からご招待していただきました。
当日の天気は晴れ。
目の前に雄大な夏の富士山が横たわります。
演習はまず、九州は築城基地から航空自衛隊の準国産戦闘機F2が飛来して幕を開けます。
地上を爆撃して飛び去ったあと、今度は地上部隊の出番です。
ミサイルや迫撃砲などで敵陣地を攻撃します。
これらの射撃のなんと正確なこと!
2㌔から3㌔も離れた標的を寸分の狂いもなく撃ち抜いてしまいます。
そしてお待ちかね戦車隊の登場です。
みんな戦車が好きなんですね。
会場中から歓声が上がります。
これもまた標的に向かって一斉射撃を行います。
その咆哮の凄まじいこと。
耳を聾するどころか地面が振動するようです。
と、上空から攻撃型ヘリコプターがやってきて、機上からミサイルや機関砲を撃ち込みます。
最後に高度からのヘリボーンです。
この空挺部隊は自衛隊中の最強といわれる「中央即応集団」。
6つのパラシュートがまるで降下する道があるように等間隔で降りてきます。
これだけ統率された集団、規律ある行動は隊員個々の毎日のたゆまぬ訓練の賜物に他ならないことでしょう。
頭が下がりますね。
空挺降下中に近くにいた年配の方が昔を懐かしむように「空の神兵」を口ずさんでいらしたのが印象的でした。
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