笹川さんが中東のお客さんからいただいたのだとか、イラン産最高級キャビア、オシェトラです。
たらこやイクラの親戚のような気もしますが、その実まったく異なるキャビアです(ロシアではキャビアもイクラだそうですね)。
写真では分かりにくいかも知れませんが、色つやがとても美しいオシェトラ。
ガンブルーのような、深みのある光沢を放っています。
五代目はこの色を「ノーブルブラック」と呼ぶことにします。
眼の保養になりますね。
しかし、眺めているだけでも幸せですが、眼の幸せを舌にも分けてあげましょう。
ということで、スプーンで掬って軽くレモンを搾っていただきます。
んんんっ、うまい!!
以前、ロシアのお土産でもらったキャビアも確かに美味しかったけど、このイラン産に比べるといまいちかな。
そもそもキャビアをスプーンで食べるなんて生まれて初めてです。
料理に数粒乗っていても、キャビアの味までは認識できませんよね。
とんぶりが乗っていてもキャビアと思って食べてしまうでしょうね、五代目の場合。
ところで、イランといえば、日本がアザデガン油田から撤退するニュースを読みました。
ほんとうに悔しいですね!
歩調を合わせるのは分からなくもありませんが、それに見合うなにかを得ることができるのでしょうか。
気分がかなり滅入ったので、もう一口キャビアを食べましょう!
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