春は別れの季節であり、また出会いの季節でもあります。
それは人だけに限りません。
乗り物の世界でも同様のようです。
空の世界では、あのジャンボジェットがいよいよ退役していきます。
一度に大勢の人を運べるジャンボも、景気の波や新型旅客機の台頭に、その地位を譲らなくてはならないようです。
日本航空で先日退役のセレモニーが行われました。
当日は別れを惜しんで、多くの関係者の方が号泣されたそうです。
五代目も子どもの頃から憧れだったジャンボジェット・ボーイング747。
あの独特なフォルムは見ていて惚れ惚れとしたものです。
クラシックジャンボ(CAさんたちは「在来」と呼んでます)より、2階席の広いダッシュ400のほうが五代目は好きでした。
全日空に残るジャンボも近い将来、退役していくと聞きます。
ジャンボファミリーの中では新しい部類に入るダッシュ400が退役なのですから、時代の流れは早いものです。
日本の空からジャンボはいなくなってしまうんですね。
さびしいなあ。
でも、くよくよしてばかりもいられません。
去るものがあれば、来るものもあります。
つねに空の飛行機と競い合ってきた陸の王者、新幹線。
3月5日にデビューするJR東日本の新幹線「はやぶさ」がそれです。
1等車に相当するグランクラスを連結する最新車輛は今もっとも注目を集める乗り物です。
新しい物好きの五代目。
ぜひとも乗ってみたいものです(いつかは)。
そして、こちらも3月12日に全通する九州新幹線。
速達タイプの「みずほ」、それに「さくら」、「つばめ」。
これらはみな往年の名列車から取った名称です。
はやぶさ、さくら、みずほは栄光の九州寝台ですよ!
こういう形で復活させるなんて、JRさんもニクイですね。
ついでに言えば、「こだま」も「ひかり」も「のぞみ」も昔の名列車ですけどね。
いつか、ジパング倶楽部に入会できる歳になったら、名列車の名を冠した新幹線を乗り継いで北から南まで旅してみたいものです。
乗り物はすばらしい!
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