四品目が終わる頃には外は夜の帳に包まれました。
前方にそびえる浅間山も闇にとけ込んでしまいます。
さて、鮎に続いて登場しますは海のお魚です。
五品目。キンキの胡椒風味焼き 信州高原レタスと軽井沢アメーラトマトのマーマレード アルガンオイル風味のボライユのジュ。
パリッと表面を焼いたキンキの美味しさもさることながら、キンキの下に敷いてあるアメーラトマトの濃縮された甘さがこのお料理を一層引き立てています。
シェフの説明によると、トマトを60℃のオーブンで3時間じっくりと焼き上げるのだそうです。
そうすることで、余分な水分がとんで濃厚な甘みが残るのだとか。
さて、六品目の前にお口直しのグラニテです。
赤紫蘇の爽やかな味が舌をリセットしてくれます。
六品目。62℃のコンソメの中でゆっくり加熱した信州アルプス牛フィレ肉と信州産夏野菜。
これです! 以前、トリアノンさんで鈴木シェフが作って下さったブレゼと同じお肉の食感です。
味付けは夏らしくさっぱりした感じです。
そして嬉しいことに、まだ走りの松茸が添えられているではありませんか!
なんと豪華なメインディッシュでしょう。
七品目。パンプルムースのスプモーニカクテル。
グレープフルーツに似た柑橘、パンプルムースの下には、カンパリのジュレが敷いてあり、それに炭酸がかかっています。
学生の頃に飲んだカンパリソーダを思い出します。おいしい!
八品目。ボーセジュール特製デザート2011夏バージョン。
夏のディナーの最後を飾るに相応しい爽やかなデザートです。
最後にコーヒーで締めて、素敵な食事会も終了です。
本当に夢のような宵を過ごすことができました。
鈴木シェフやサーブしてくださったスタッフの方々に、そして家族に感謝します。
ごちそうさまでした。
コメント