まずは写真を見てください。
大きいでしょう。
長さ30センチほどもあろうかという、京三條のすし善さんの鱧寿司です。
京都で夏の魚は?と問えば真っ先に上がるのが鱧ではないでしょうか。
京都に帰られていた早稲田大学の福田育弘先生がお土産に持ってきてくださいました。
それも出来立て(京都を出る直前に作ってもらったものだとか!)なんですよ!
竹の経木に包まれたそれをあけると、中には丁寧に骨切りが施された鱧の押しずしが横たわっています。
その長さにびっくり。
そう、鱧の一本付けなんですね。
さっそくいただいてみます。
一口サイズに切り分けられた一切れを口に入れると、えも言われぬ味と食感が口中に広がります。
鱧の火の通り加減、シャリの水加減と味付け、それらが相当高い次元でハーモナイズされていて、食べるひとを幸せにしてくれます。
さすが京都のお寿司は品がありますね。
いただく方も品よく戴こうと思っていたのですが、美味しいものの宿命といいましょうか、気がつけばあっという間に完食していました。
いつも私たちの食の見聞を広げてくださる福田先生に感謝します。
ごちそうさました。
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