昔ながらの江戸前寿司の玉子焼きの薄焼き。
八幡鮨では玉子焼きは五代目の担当で、薄焼きも厚焼きもお店で焼いています。
ところで、現在主流になっている寿司屋の厚焼きは戦後の昭和30年代あたりから広まりだしたもので、それまでは玉子焼きといえば薄焼きを指したそうです。
ちなみに今の厚焼き玉子は四代目が考案したレシピ。
焼き方(焼く人のこと)はかわってきましたが、味に関しては60年以上同じ味を守り続けています。
さて、題名にもある「新・薄焼き玉子」ですが、何が新しいかといいますと、その中身が新しくなりました。
戦前から八幡鮨の玉子焼きは白身魚の擂り身だけを使って焼いていましたが、今年からは芝海老も加えることにいたしました。
昔のままのレシピでも十分おいしいのですが、海老を加えてさらに美味しくしてみます。
焼きたてはふわっとした中に、海老がほのかに香ります。
冷めてもしっとりとして、そのままいただいても、握っても美味しくいただけます。
新しくなった八幡鮨の薄焼き玉子をどうぞよろしくお願いします。
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