日曜日に渋谷のさくらホールでチェロアンサンブルを聴いてきました。
なんとチェロだけ8本の演奏会、その名も「huit(ユイット)」。
演奏曲はクラシック調のものからタンゴ、懐メロ、ゴダイゴまでひじょうに幅広いレパートリーです。
リュートのための古風な舞曲、ビリー・ジョエルのLullaby、レッド・ツェッペリンのStairway to heaven、蘇州夜曲や銀河鉄道999などなど選曲もバランスが取れていて、聴いていて飽きがきません。
チェロはもともと低く柔らかい音。
複数のチェロが紡ぎだす複合的かつ重層的、そして優しい音色は聴く者の心も穏やかにしてくれるようです。
昼間のコンサートだったのですが、会場を出ると陽は西に傾いています。
そして、日中の猛暑から一転、心地よい風が街を吹き抜けていきます。
時間に追われる日常から解き放ってくれる、素晴らしいチェロの世界。
のんびりした夏の午後でした。
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