社会科学部の有馬哲夫先生から新書「原発と原爆(日・米・英核武装の暗闘)」をいただきました。
有馬先生は「原発・正力・CIA」や「アレン・ダレス」、「日本テレビとCIA」など、戦後の日米関係の著書を多く書かれています。
じつはこの辺りは五代目が好きな時代なので、毎晩ベッドの中で少しずつ読むのが愉しみ。
現在原子力発電について議論が活発に行われていますが、本著では戦後日本がどのような経緯で原発を導入したのか、あるいはそこにはどのような意図があったのか、などが新資料などを元に書かれています。
震災以降、ほぼエネルギーの観点からしか原発の是非を議論していませんが、当時は導入の目的として、原子力を安全保障における外交カードと認識していたのですね。
それはとても大きな意味を持つとおもいます。
もちろん今も安全保障のカードとしてかなり有効なものでしょうが、肝心な政治家がどこまでそういった認識を持っていることやら。
さあ、これから就寝前の読書タイム。
続きを読まなくちゃ!
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