先日、オーチャードホールにコンサートを聴きに行ってきました。
ベトナムでのコンサート以来、久しぶりの演奏会です。
楽団は東京フィル。
指揮者は新進気鋭の女性指揮者アロンドラ・デ・ラ・パーラさん。
曲目は、ピアソラのタンガーソ、2曲目もピアソラでバンドネオン協奏曲、そしてブラームスの交響曲1番です。
バンドネオン協奏曲は緩急織り交ぜた曲で、バンドネオン、ハープ、ピアノ、バイオリンが調和するところがなんとも素晴らしくおもました。
ピアソラのカラーもよく出ています。
そして、ブラームス。
1から3楽章まではオーソドックスな感じの演奏ですが、最終楽章は違います。
デ・ラ・パーラさんの本領発揮というか、アップテンポで、どことなくラテンな雰囲気の第4楽章になっています。
だからといって、それが異質なものというわけでは決してなく、何か新鮮なものとして自然に受け入れられてしまうのです。
終演と同時に、あの広いホールが万雷の拍手で包まれ、至る所「Bravo!」の嵐が。
あの日以来、第4楽章が頭から離れなくて困っています(笑)。
情熱の指揮者、デ・ラ・パーラさん。
素晴らしい演奏と指揮に出会えて幸せです。
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