白衣と帽子がなければ、まるで噺家が高座で一席やっているような表情の四代目しょう?
それもそのはず。
この写真を撮ってくださったのは、長年立川談志さんを取り続けていらしたムトー清次さんなんです。
四代目はもともと落語が好きで、若い頃は志ん生さんなどをよく聴きにいっていたそうです。
そんな四代目ですから、普段から自然と間を取った話し方をしています。
きっとこの写真も自然に会話をしている一コマなのでしょうね。
ただ、実際にそうだったとしても、この表情を捉える、というよりむしろ、写真でこういう表現ができるのは、その道のベテランだからでしょう。
ムトーさん。素晴らしい写真を撮ってくださりありがとうございました。
ちなみに、ムトーさんは談志さんや高倉健さんをして、ムトーさんでなければ写真は撮らせないと言わしめたほどの方なのですね。
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