クラシックのなかでも華美なチャイコフスキー。
五代目は特に交響曲5番が好きで、一時期トランペットを習っている時も、課題曲にこれの第4楽章をお願いしたほどでした(結局吹けずじまいでしたが)。
日曜日にみなとみらいホールで5番のコンサートがあったので聴きにいってきました。
みなとみらいホールの方々にはいつもお世話になっていて、今回もお言葉に甘えさせていただきました。
この日はN響公演で、指揮はトゥガン・ソヒエフさん。
そして、もうひとつの目玉が諏訪内晶子さんによる、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲2番。
曲は五代目には難しかったのですが、諏訪内さんのヴァイオリンのテクニークが凄いことは理解できました。
彼女が使っているヴァイオリンは1714年製のストラディヴァリウス「ドルフィン」なんだそうです。
300年も前のヴァイオリンが現代も弾き継がれていることに驚きを感じますね。
そして、いよいよチャイコフスキーの5番です。
全体的にゆったりと、重厚感のある演奏です。
今回は真ん中の前から9列目という席で、演奏している人たちの表情までよく見ることができました。
それにしてもソヒエフさんの5番は本当に素晴らしい。
聴いていて、体内に電流が流れるほど痺れました。
フィナーレは幾分テンポが速くなったような感じで、一気にエンディングへと向かいます。
終演と同時に、満員の会場から万雷の拍手とブラーヴォの嵐。
心に残る演奏会でした。
ありがとうございました!
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