思いがけない場所で思いがけない人に会ったり、失念していたものがひょっこり出てきたり。
日常生活のなかでこういった偶然のようなことはよくありますね。
五代目もこういう偶然はよく体験します。
八幡鮨のなかでも、いろんなお客様が出会われたり、友人関係になられたりすることが見受けられます。
ある大学の先生が「八幡鮨は紳士淑女の社交場」と言われたのは、なかなかに言い得て妙なのではと自画自賛したりして^ ^ v。
以前、歌手の渡辺真知子さんが、ニューアルバムの収録の帰りに寄ってくださったことがあります。
そのときに、録音ホヤホヤの生の音源を店で聴かせてくださり、さらにアカペラで「カモメが翔んだ日」を歌ってくださいました。
伸びやかな美声を披露してくれたのを昨日のことなように覚えています。
つい先日、佐竹雅昭さんが食べにきてくださったとき、たまたまカウンターに他のお客様がいなかったので、かれがお酒を飲みながら歌を口ずさんでいました。
その歌がまさに真知子さんが八幡鮨で歌ってくれた「カモメが飛んだ日」!
それもそこは真知子さんが座った席です。
佐竹さんに真知子さんのことを話したら、彼もとても驚かれて、しかし彼にもこういう偶然は頻繁にあるとおっしゃっていました。
彼曰く、人間には微量の電気が流れていて、その電流の波長の合う人同士が引き合うのだとか。
そう言われるとそうなのかもしれませんね。
今夜は久しぶりに渡辺真知子さんのCDを聴きましょうか。
また素晴らしい偶然が巡ってくるかもしれませんし!
コメント