相性というのは何かと大切で、人と人との相性はもちろんのこと、機械の歯車にだって相性があります。
相性がピタリと合うと何事もうまくゆくもので、それは寿司にも当てはまります。
煮穴子には煮つめが合うし、柚子胡椒と塩だっていい。
昆布締めにさらに塩昆布を載せれば、下味の昆布と塩昆布が魚の持ち味を引き立ててくれます。
最近新たな好相性を見つけました。
頂き物のイタリア産パルミジャーノレジャーノを使った、赤身とチーズの組み合わせです。
軽くヅケにした赤身の握りに、すりおろしたパルミジャーノレジャーノをたっぷりめに掛け、さらに塩を少し。
これがなかなかにいいのですね。
見た目の相性もきれいですし、チーズが好きな人には特にオススメです。
江戸前寿司の枠からあまり逸脱するつもりはありませんが、たまにはこんな遊び心もいいでしょう?
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