世代を超えて愛され続けるビートルズ。
当時熱狂の中にいた世代の方々から、小中学生まで、いまも多くの人が彼らのメロディーに酔いしれています。
オペラシティで「英国音楽とシンフォニックビートルズ」というクリスマスコンサートがあり、仕事の合間に行ってきました。
このコンサートでは、かのリンボウ先生が曲の解説をされるというので、なおのこと楽しみで出掛けました。
開演前には、オペラシティ名物のパイプオルガンでのクリスマス曲の演奏があり、その美しい音色に聴き惚れたものです。
コンサートの前半は英国音楽で、ブリテンの曲をふたつ。
特に「青少年のための管弦楽入門」は、楽器毎の演奏で、それぞれの特徴がわかりやすくなっており、音の勉強にもなりました。
今回のコンサートで予約した席は最前列。
バイオリンとホルンがかなり強く聴こえる席でしたが、リンボウ先生も指揮者もすぐ近くでしたので、その点はとってもよかった。
後半はいよいよビートルズのナンバーです。
元々がクラシック音楽だったのではないかと思うほど、クラシックの演奏がピッタリくるイエスタデイ。
リンボウ先生の解説や、英国での体験談と相まって、耳に馴染んだビートルズの曲が、この日はやけに新鮮に聴こえます。
エリナ・リグビーやストロベリーフィールズ・フォーエバー、マジカル・ミステリーツアー、ノルウェーの森(これは森ではなく、ノルウェー製の木製家具だった!!)などなど、大好きな曲のオンパレード。
オーケストラ演奏なのに、頭の中で自然にポールのボーカルが聴こえてくるから不思議です。
クリスマスコンサートなので、ジョンのハッピー・クリスマスがかかり、締めはなんとバック・イン・ザ・USSR!
選曲が良すぎますね。
最後になんと、リンボウ先生の独唱、聖しこの夜。
これは自然に、会場中から歌が湧きおこり、いつの間にか聖なる歌の合唱になっていました。
英国の大音楽家ブリテンと、英国が生んだ世紀の天才グループ ザ・ビートルズ。
世界を越え、世紀を越え、今日も多くの人に感動をもたらしました。
素晴らしいコンサートをありがとうございます。
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