伊勢にきたもうひとつの目的は列車に乗ること(最大の目的はもちろんお伊勢参りです!)。
それもいま注目の近鉄の観光特急 しまかぜです。
近鉄名古屋駅のホームはしまかぜの写真を撮る人、乗車する人、子供連れで見にきた人などで大変な混雑ぶりです。
まもなくして、しまかぜが入線すると至る所で歓声が上がります。
白と青を基調とした車体は、伊勢の明るい空と海を想像させます。
少しでも長く乗車していたい五代目は、扉が開くと同時に乗り込みます(笑)。
シートは本革張りの大型シートで、明るい黄色をまとっています。
そのシートですが、なんとマッサージ機能が付いています。
発車までの間、シートをリクライニングして、マッサージしてもらうことにします。
寝台列車でも、特急列車でも、基本的に寝ることはしない五代目ですが、これには眠くなってしまいます。
発車後ほどなくして、カフェカーの営業がはじまりました。
最近では、TOHOKU EMOTIONやろくもんなど、食事を目的とした列車が数多く登場していますが、しまかぜでの食事はあくまでも楽しみのひとつ。
そこがいいのですね。
乗ったら必ず食べようと心に決めていた松坂牛のカレーライスと伊勢海老のピラフ、そしてデザートには抹茶のロールケーキとアイスコーヒーを注文します。
車窓を楽しみながらの食事は美味しさもひとしおです。
食後は列車のなかをひと通り歩いて探検しましょう。
普通席(といってもE5系のグランクラス並みのシートです!)のほか、グループで使える半個室対面シートや、掘りごたつの四人掛け和室など、多彩な作りに目を見張ります。
こんな素晴らしい列車では、乗ることを最大限に楽しみたいので、いつものように本を読むことはしませんでした。
今回乗車は、途中駅の宇治山田までなので、あっという間でした。
後ろ髪ひかれる思いで夢の列車をあとにし、ホームでしまかぜが見えなくなるまで見送りました。
これからは初詣はお伊勢さまですね。
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