雲ひとつない晴れわたる青空。
婚礼日和とはこういう日を言うのでしょうね。
皆さまにもお馴染みの三遊亭金朝師匠の結婚披露宴が、目白の椿山荘でございました。
いつの間にやら素敵なお相手を見つけていた師匠。
なんでも新婦の知(ちか)さんはかねてからの師匠のファンなのだとか。
高砂で並ぶおふたりの幸せそうなこと。
披露宴は、総勢200人からの盛大なもので、四代目 三遊亭金朝を名乗るに相応しい宴です。
新婦のお衣装もそれはそれは素敵で、最初の白無垢から鮮やかな色打掛け、そしてお色直しでのブルーのドレスと、目の覚めるよう新婦に会場中から溜息が漏れるほどでした。
今回、噺家さんの披露宴にはじめてお呼ばれしましたが、なにより楽しいのがはなむけの言葉です。
一般的にスピーチは短く簡潔なほうが好まれますが、噺家さんのスピーチはいつまででも聞いていたいほどいいものです。
最初に大師匠の三遊亭金馬さん、続いて師匠の小金馬さんとご挨拶されたのですが、おふたりともまるで落語の枕を聴いているようでした(と言ったら失礼かしら)。
桂南喬師匠も金時さんも、そして司会の金八さんも、言葉だけでこれほど盛り上げてくださるとは思いもしませんでしたし。
余興では、新郎の踊りもあり、金八さんのかっぽれありました。
そして、金馬さんと金時さんの親子共演による踊りは、新郎新婦への最高の贈り物になったのではないでしょうか。
踊りの様子は五代目のフェイスブックに動画で載せてあります。
たいへん貴重なものですから、皆さんもぜひご覧ください。
今日から新しい家庭を築いていく金朝師匠と知さん。
末長くお幸せに。
本日は誠におめでとうございました。
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