八幡鮨でアルバイトの子たちに手伝ってもらうようになって早20年。
ほとんどが早稲田大学の学生さんですから、だいたい3〜4年で卒業していってしまうのですが、嬉しいことに、卒業生の多くが今もちょくちょく遊びにきてくれます。
こういう縁がずっと続くのはとてもありがたいことですね。
先日、卒業してまもない紋未ちゃんに呼んでもらって、中国・四国に行ってきました。
彼女はいま岡山方面で働いているので、岡山空港で落ち合うことに。
そこからはすべて彼女の運転で、まずは香川に向かいます。
車で渡る瀬戸大橋は、左右に島々と穏やかな瀬戸内海を臨み、眺望はバツグンです。
四国にはもうひとり、前の年に卒業した子が働いていますので、その子とは香川で合流します。
ちょうどお昼時なので、讃岐うどんを食べながら、早速バイト話に花を咲かせましょう。
五代目にとって本場の讃岐うどんははじめての体験です。
味もシンプルで良し、歯切れものどごしも良し!
丸亀城に登ったあと、美味しい魚を食べようということで、一路徳島の鳴門まで。
鳴門といえば、いまの早稲田大学野球部の高橋監督は鳴門渦潮高校からいらした方。
ここでもご縁を感じますね。
地元の名店 あらし という海鮮料理のお店で、美味い地物の魚に舌鼓を打ちます。
地元で獲れた縞鯵や鰹、本よこと呼ばれるよこわ鮪、それに鱧。
分厚く大振りの切り身は豪快そのものです。
食後は山間の温泉でひとっ風呂浴びましょう。
ベートーベン第九の日本の初演地である板東俘虜収容所の近くを通り、その夜の宿泊地岡山を目指します。
徳島から岡山までは瀬戸大橋のおかげで、所要時間はたったの1時間半と少し。
橋やトンネルで結ばれて、日本国内はどんどん近くになってゆきますね。
翌日は、美観地区で有名な倉敷に向かいます。
バイト諸氏のおかげで充実した休日でした。
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