太陽がいちばん元気な季節を迎えましたね!
五代目は夏が大好きです。
生きてる!って感じますから^_^
なにより嬉しいのは、早朝に築地に行くときに、5時まえでもすでに陽が昇っているということ。
冬は暗くて本当に悲しくなりますから…
きょうは築地での魚の買い付けとその流れについて少し書きましょう。
五代目が築地に行くのはだいたい朝の5時。
まずやっちゃ場と言われる青物市場に顔を出して、それから妻もの屋さんや漬物屋さんとまわり、そのあとに魚部門へと進みます。
最初に寄るのが鮪の稲良さん。
このお店とはかれこれ70年のお付き合いですから、その日に競り落とした最高級の生まぐろを、優先的にまわしてくれます。
八幡鮨のランチは夜のお好みで使うものと同じ鮪ですから、相当にお得です。
ちなみに魚市場では、鮪のことを大物、それ以外の魚を小物と呼びます。
面白いですね。
さて、鮪屋さんから足を進めましょう。
次に向かうのが練り物屋さん。
ここでは主に蒲鉾などを仕入れます。
そして最後に小物屋さんの山治さん。
こちらのお店は、築地のなかでも規模が大きく、品揃えがとても充実しています。
なにより大旦那さんはじめ、お店の人たちが常に忙しく動き回っていて、ものすごい活気なんです。
それだけ品物の回転がよいということですから、こういうお店は信用できますね。
山治さんで仕入れをしたあとも、時間があればいろいろ歩き回って、面白い魚を拾い買いしていきます。
たくさんの魚を仕入れますから、電車で持って帰るのは大変です。
ですから八幡鮨では専門の運送屋さんにお願いして届けてもらってます。
仕入れたものは、一旦 茶屋 と呼ばれる集荷場に持ち込まれ、そこから車に積み込まれて運ばれるわけです。
茶屋はちょうど列車のプラットフォームのようになっていて、行き先ごとに分かれています。
八幡鮨の場合は、戸塚(西早稲田の旧町名)地区を受け持つ72部というのが集荷先。
無事にトラックに詰め込まれた荷物たち。
朝の9時すぎには、お店に届きます。
さあ、きょうも張り切って仕込みしましょう!
多くの関係者の方々にいつも感謝しています。
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