武道始式

地元の警察署からご招待していただき、今年の武道始式を観に行かせていただきました。

まずこの武道始式ですが、「ぶどうはじめしき」と読みます。

消防でいう出初式のようなものでしょうか。

ご存知のように警察では武道は必須ですから、署内の精鋭を募ってその技を競い合います。

参観する雛壇には、署長さんを中心に来賓の方々が居並び、試合場をはさんで一般席が設けられています。

五代目はもちろん一般席からの観戦です。

雛壇の署長さんは、この日は金モールや肩章のついた正装で臨まれていて、初めて見る警察官の正装に感激してしまいました。

武道始式では柔道、逮捕術、合気道、杖道、剣道と、いろんな武道の試合や演武が行われます。

国歌斉唱やご挨拶に続いて、試合や演武が始まりました。

柔道は5人の紅白対抗戦です。

どの選手も精鋭であり猛者でもあり、迫力のある試合展開です。

逮捕術もまた迫真の組みあいでした。

悪者との格闘から制圧までを見ているような、手に汗握る試合の数々です。

合気道や杖道の演武も華麗で美しいものです。

そして、この日の目玉とも言うべきものは、一番最後に組まれた剣道五人掛け。

全日本剣道選手権大会優勝3回の内村良一選手に、5人の署内の精鋭が挑みます。

魂魄という言葉がまさに当てはまる立ち会いですが、閃光のよりも速い太刀捌きに、そう時間をおかずして勝敗が決していたのには驚きでした。

この日は滅多に見ることができない、貴重な試合を観せていただきました。

それにしても、当たり前ですが、皆さん本当に強い!

こういう精強たちが治安を守ってくれていると思うと心強いですね。

ありがとうございます。

  

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