昔のことをとてもよく覚えている四代目。
お酒が入るとこれまたよく昔話をしてくれます。
その話のひとつに回転ずしのことがあります。
八幡鮨が加入している戸塚鮨商組合の四代目の組合長に舟根秀雄さん(故人)という方がいらして、昭和28〜29年頃にその方が回転ずしの走りのようなことをされていたというのです。
舟根さんのお店は、高田馬場駅そばの大黒鮨さんといいまして、あの界隈でたいそう盛ったお店だったそうです。
そのお店のショーウィンドウに導入したのが回転するレーン。
なんでも舟根さんは工業の学校ご出身で、自作で回転レーンを作り、そこに寿司のサンプルを載せて廻していたのだとか。
お客さんが食べるお寿司ではないにせよ、その発想は素晴らしいものがありますね。
……
数えでまもなく84になる四代目。
昔話にはますます磨きがかかってきています。
面白いものがありましたら、またこのブログで紹介しますね。
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