今日2月17日。
東京では春一番が吹いています。
気温が高く、コートを着ていると汗ばむほどの陽気のなかの春一番。
街路の樹々やビルの看板をびゅうびゅうと風で揺らしながら。
沖縄では、旧暦の2月に吹く季節風を「ニンガチカジマァイ」と呼ぶそうです。
東京の春一番とはまた違うのでしょうが、この風が吹くと、沖縄の陽気が一気に春らしくなるのだとか。
五代目はこのニンガチカジマァイという言葉がとても好きで、東京で春一番が吹くと、いつもそれをニンガチカジマァイと呼んだものです。
そう。それは春を告げる風だから。
身の縮こまるような冬を、つぎの冬まで追いやってくれる風。
ちなみにニンガチカジマァイは漢字で書けば「二月風廻り」。
春はすぐそこ。心ウキウキしてきます。
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