過日、ベトナム国立交響楽団が来日し、サントリーホールでコンサートが行われました。
八幡鮨のお客様でもある本名徹次先生指揮のコンサートには、天皇皇后両陛下も御臨席され、成功裏に終わったそうです。
五代目も聴きに行きたかったのですが、平日で仕事を抜け出せなかったので、泣く泣く我慢しました。
その時の曲目が五代目の大好きな、ドヴォルジャーク「新世界から」。
日曜日に偶々近くの東京芸術劇場で読響の新世界があったので、せめて同じ曲だけでも聴きたいと、自転車を駆って行ってきました。
このブログで何度も書きましたが、新世界からは五代目にとって特別な曲。
何故なら、人生初の生のクラシックがこの曲だから。
中学校のとき芸術鑑賞会というプログラムで、武蔵野の辺りのコンサートホールに行って、確かN響の演奏だったと思うのですが、その時の曲目がこれだったのです。
多感な時期だったからでしょうか、オーケストラが奏でる生の音が、自分の細胞のひとつひとつに衝撃と感動を持って入り込んできたのを今でもよく覚えています。
その大好きな、そしてベトナム国立交響楽団と本名先生が演奏した新世界からを、今また聴いています。
レコードでは何十回となく聴き込んだ曲ですが、コンサートだといつも新鮮ですね。
心が洗われた素晴らしい演奏でした。
※写真は中学生の時に初めて買ったクラシックのレコードアルバム。バーンスタイン/ニューヨークフィルの新世界から。
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