包丁の柄にガラスコーティング

魚の仕込みには出刃、刺身や寿司の魚の切りつけには柳刃。

寿司屋は大体この2種類の包丁を使って仕事をしています。

包丁はほぼ毎日研いでいますから、だんだんに小型になってきます。

大体ひと回りほど小さくなると新しいものと変えるのですが、使い方によっては刃よりも柄のほうが先にダメになることもあります。

柄は木材ですから、水が浸透したりして脆くなってくるのですね。

そこで、柄にガラスコーティング施した包丁をお客様から頂戴し、それを使って長期間の実験をすることになりました。

木にガラスコーティングをかけるとツルツルして使いづらいという印象を持たれるかもしれませんが、新開発のアークコートは木の手触りやぬくもりがそのまま保たれている優れものです。

八幡鮨では、すでに檜のカウンターやシャリ櫃にもコーティングしてあり性能は実証済み。

使用頻度の高い包丁でどのような変化があるのか、あるいはないのか、今から楽しみです。

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