魚には旬と言うものがありまして、だいたい脂の乗った時期をその旬ということが多いようです。
鯵や鰯なら初夏から夏にかけてが最も美味しいとされていますし、穴子ならやはり夏。
穴子に似た形の鰻はどうかと言うと、これは冬の方が脂が乗って美味しくなるんだそうです。
先日、お客様とうなぎの話になりまして、そうしたらどうしても食べたくなってしまい、日曜日に東長崎にあるうなぎの名店「鰻家」さんに行ってしまいました。
このお店は、かの本田宗一郎さんが愛して止まなかったお店です。
以前このブログでも書きましたが、こちらのご主人は八幡鮨四代目と一つ違いで、職人歴は四代目と同じと言う御仁。
ご主人が焼く鰻はいつも絶品なのです。
かなり大ぶりの鰻をしっかり蒸してふわふわに仕上げて出してくださいます。
タレは甘くなく五代目好みで、ご飯も硬すぎずとても食べやすいのですね。
ゆっくり味わって食べようと思っても、いつも飲むように食べてしまい、気づくとお重が綺麗シャンの芽です。
この日はまあお正月ということで、うな重が出来上がるまで焼き鳥も奮発。
これまた美味しくいただきました。
美味しいもの事始めが鰻ですから、今年は良い年になりますでしょうね。
美味しい鰻をありがとうございました。
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