四代目は歌が好きです。
戦後の昭和歌謡と呼ばれる、灰田勝彦や春日八郎、石原裕次郎などをよく口ずさんでいるようです。
洋楽も好きで、若い頃に覚えたナット・キング・コールのToo youngやパティ・ペイジのTennessee waltzもレパートリーのうちです。
先日の昼休みに新聞を読みながら鼻歌を歌っていたので、何かと思いよく聞いてみると、ルイ・アームストロング(サッチモ)のラ・ヴィ・アン・ローズ。
聞けば若い頃に浅草で、若き日のサッチモのステージを聴きにいったのだとか。
しかし、その頃はまだ日本でサッチモはあまり知られていなかったそうで、ホールはガラガラだったのだそうです。
セ・シボンやハロー・ドーリー、チーク・トゥ・チーク、聖者の行進やこの素晴らしき世界などなど、名曲中の名曲を歌ったあのルイ・アームストロングのコンサートがガラガラだったなんて信じられませんね。
それにしても四代目の青春時代は、その当時は「今」だったのでしょうが、現在からすると全てが記憶と記録の時代です。
サッチモのステージに足を運んだり、志ん生の高座を聴きに行ったり、東京タワーが空に向かって伸びてゆくのを見ていたり・・・
これからも当時のいろんな話を聞かせてもらおっと。
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