新子(シンコ)の登場

年々早くなっていくような気がしますが、今年もまだ6月だというのにシンコが出てきました。

五代目の中ではシンコは8月のイメージだったのですが、いまはそれでは遅すぎるようですね。

とは言っても今日の、八幡鮨にとって初もののシンコは、握り一貫に7枚から8枚もつけるような小さいものです。

八幡鮨には特にシンコ用の小さい包丁があるわけではないので、いつもの大きな出刃庖丁を使って、真剣に手早く仕込んでいきます。

何しろものすごく繊細なものなので、開くだけでなく、塩をするのも、酢にするのも細心の注意を払います。

たった100グラムでも80尾以上ありますから、出来上がったときには肩が凝ってしまいます。

五代目は最近老眼が進みこまごましたものがよく見えないので、北島くんがシンコの担当に変わって久しいのですが…

それにしてもシンコをはじめ鯵や鰯など、夏は光物が美味しいですね。

季節の美味しいものをぜひどうぞ。

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