沖縄のシンボルであり、琉球王朝の中枢だった首里城が焼失してしまいました。
原因は何であれ、戦後再建された芸術的建造物がなくなってしまい、残念で残念でなりません。
以前読んだ、最後の琉球王朝を舞台にした小説「テンペスト」では、首里城の内部が鮮明に描かれていました。
小説を読んだだけで、宮殿がとても身近に感じられましたし、実際に訪れてみて、極彩色の宮殿には神々が棲んでいるように感じたものでした。
日本を代表する建造物であり、沖縄の人たちにとっては心の拠り所でもあるでしょう。
再建するのは大変なことだと思いますが、いちにちも早く青空に映える首里城が建つことを願ってやみません。
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